青春映画「サード」で日本の数々の映画賞に輝き「もう頰づえはつかない」「四季・奈津子」等、“女性の自立”をテーマに数々の作品を作り続けた東陽一監督の最高傑作とも言われる「マノン」。しかし、東宝東和配給で1981年に公開後は、インデペンデント作品であったため上映が限られ、ファンの間では、東監督の幻の作品とされていた。
出演者は、自由奔放に生きるヒロイン“みつこ”に烏丸せつこ、そのヤクザな兄に映画初出演のビートたけし。恋人には本作でブルーリボン助演男優賞を初受賞した津川雅彦、そして21歳の佐藤浩市。最高のキャストが時代の風を巻き起こす。
2013年、東監督と川上皓市カメラマンの監修のもと、ほぼ公開当時のフィルムに近い色合いでを再現したディジタルリマスター版を作成した。
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