STAFF VOICE #01
- PRODUCER金子 豊
- 映画の現像所を経て2006年モンタージュ入社。
大手代理店からの会社案内や未来ビジョン、PV等を担当。入社9年目。
何年も先の自分の姿がイメージできる仕事。
- Q1映像制作をやろうと思ったきっかけは?
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何年も先の自分の姿がイメージできる仕事。
僕の場合、きっかけというより、“これしかなかった”と言う決心で決めました。就職活動をしていて、単に好きな事や興味のある事だけではダメだ!何年も先の自分の姿がイメージできるものが自分の仕事だと思い、この映像制作の世界に入りました。そういう意味では、選択肢の幅はありませんでした。それからは、知識を得る為に専門学校にも行き、映像業界でアルバイトをして、自分を映像人として純度をあげていくことに専念しました。きっかけというより、自分をそのような人物につくりあげてきたと言った方が正しいかもしれません。
- Q2作品を作っている時の“アガル”瞬間は?
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相手に喜んでもらえたとき。
月並みですが、出来上がったものに対して、相手に喜んでもらえた時が、喜びのひと時です。また、僕は、演出や脚本家志望だったこともあり、表現したアイディアが苦しみながらも浮かんだとき、そして、作品の中で生き始めたとき、誇りに思います。
- Q3作品を作っていて、凹んだ(凹みそうになる)とき
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基本的に凹みません。
僕は、基本的に凹みません。例えば、自分たちが良いと思ったことを映像にしても、他の人の視点で見ると違って見えたりするのは当然です。そういう風に考えなきゃいけないと毎回勉強になりますが…。“こうしたい”という他者の思いは、なかなか変えられるものではありません。たとえ、それがつまらなかったとしても、そこで、僕たちはアイディアを絞り出し、思考転換をします。大変つらい事ですが…。しかし、作品が出来上がるとその苦しさは忘れてしまいます。不思議ですね。
- Q4今後どんな作品を作りたいですか?
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魅力的な人を撮ること。
僕は、学生時代に映画を専攻していたこともあるので、人を撮ることにこだわりたいと思っています。フルCGでの表現方法は、その時々でスタイルがどんどん変わっていき、流行があります。もちろん表現方法が無限大という面白さはありますが…。しかし、人というのは、撮影しているまさにその瞬間、とても魅力的に見えます。これは、作っている人間にしか味わえない感覚だと思います。